福岡市美術館に行ってまいりました。もちろん無料の日!
メトロポリタン美術館のように巨匠1人につき一部屋展示物がある…という訳にはいかない地方都市の美術館。
大して期待してなかったのですが、作品がテーマごとに上手くまとめられていて面白かったです。
入ってすぐの所にミロの作品があり、「あ、ミロだ、可愛い~(・∀・)」と頭悪い事を思いつつ説明を見たら作品タイトルが
『ゴシック聖堂でオルガンを聞いている踊り子』
…何処がゴシック聖堂でオルガンで踊り子なのか、いきなり大混乱に陥りました。
「可愛い~(・∀・)」で終わらせとけばよかったw
他にもダリ、シャガール、ウォーホル等の有名所と、坂本繁二郎とか青木繁とか鑑定団で聞いたことある系もあり、何より作品の説明書きが中二病真っ盛りのポエムか何かのようでめっちゃ面白かったです。いやー、作品の深い精神性を文章で表現しようとすると、ああなっちゃうんだろうなーw
近代美術の他に古美術もあり、点数はそんなに多くないのですが仏像関係が熱かったです(・∀・)
十二神将の像があったのですが、説明書きの英語が「twelve generals attending to Yakushi-Nyorai」で、
「十二神将って薬師如来に仕える人たちだったんだ!(@@)」と、初めて知りました@35歳。そこ日本語で書こうよ!
四天王とセットかと思ってた!四天王が在る所に十二神将もいる場合が多い気がしたからorz
裸にマントで月桂冠被って竪琴持っていたらアポロンかなぁ…みたいな感じで持ち物やポーズなんかで十二神将見分けられるんだろうか…?と思って今Wikiったのですが「図像的特色のみから各像を区別することはほとんど不可能」だそう。
だとすると配置?と思ったけど持国天や増長天みたいなのに比べたら配置もフリーダムみたい。
だけど子神と丑神が分かれば、後は順序どおりだよなぁ?いっそ裏に名前が彫ってあるんだろうか。
個人的に西本コレクションの畦地梅太郎の版画シリーズがめちゃくちゃ好みでした(・∀・)
可愛いので是非グーグルの画像検索で見ていただきたいw(ココをクリック)
九州国立博物館は田中丸コレクションが1部屋あって、さすが九国は田中丸家か…今となっては玉屋は死に体だけどと思いましたがあくまで1部屋だけなので、伊万里に絞ると、佐賀の柴田夫妻コレクションの方が圧巻です。
でも●●(寄贈者)コレクションって、その人の歴史もまた面白いですな(・∀・)
メトロポリタン美術館、大変お勧めいたしますが、ココは1日あっても全く足りません。
濃い作品のオンパレードでお腹いっぱいどころじゃなくなります。
その点、福岡市美術館は(無料の日に)ふらっと気軽に行くにはイイ感じだと思いました。
メトロポリタン美術館、ルーブル美術館、大英博物館、全て行った事がありますが
大英博物館は当時改装中だったせいか、なんかショボかったなぁ。
個人的オススメは、上記順です。
フェルメールはフリックコレクションが良かったなあ。
美術館や博物館に1部屋あたり1人以上の監視がいるのは当たり前だと思いますし、必要だと思います。
だけどレプリカばかりの名護屋城跡にあれだけ人要るかなぁ…と今でもアレは疑問に思うw


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