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死海＋αツアーから、ホテルに帰ってきたら、フロントのおっちゃんが

「明日、デザートキャッスルツアーがあるけどどうする？」

砂漠の城、何その魅惑の響き！（＠∀＠）

と思ったのですが、なんせアンマンの自由日は２日しかなくて、その内１日をすでに死海ツアーに充てましたので、残り１日はアンマン市内を街歩きしてみないとなー・・・と思って、砂漠の城ツアーはお断りしました。これまた40～50ヨルダンディナールのいいお値段だったしな。予算オーバーだわ。

ですが、結果としては砂漠の城に全然劣らないと思える満足な街歩きとなりました。

■ローマンシアター

宿からほんとすぐの所にあるローマンシアターへ。

ローマンシアターがある公園

公園自体にはタダで入れますが、ローマンシアターには２JDのチケット買わないといけません。ヨルダンパスがあったら、ヨルダンパスで行けたはず。

ローマンシアター

景色がいい

けっこうな勾配

けっこうジモッティーが多い。

このシアターの両脇に、民族博物館のような資料館があって、なかなか面白かったです。
ヨルダンの人達はとにかくウザいくらい友好的で、日本人と見ると何かと説明してくれます。

民族衣装

民族衣装

マダバやベドウィンといった地域（ベドウィンはジプシーだから地域というと変だけど）でも衣装に結構な違いがあり、面白かったです。どれも可愛い。

今でも遊牧？放浪？生活をしているガチのベドウィンのおじいちゃんとお喋りをする機会があったのですが、アラビア語の通訳してくれたヨルダン人の若者からもベドウィンに対する敬意がものすごく感じられて、ヨルダンにおけるベドウィンって、本当に大切なんだなと思いました。

デザートポリス

かわいい。これもビザンチン様式のもの。

同じ公園敷地内の、ザ・オデオン・シアター

なんか通路で鳥の声がするなーと思ってたら、おっちゃんが、こっちこっち！ほら、ここから写真を撮れるよ！と。

ツバメ？

はい、撮りました。

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有名な地図のモザイクがあるマダバ教会。
ヨルダン人の皆様が、マダバは行くべきだと口を酸っぱくして仰っておりました。

マダバ教会

他にも綺麗なモザイクがある教会です。

エルサレム近辺の、最古の地図だそうです。

この辺は今でもモザイク工芸が盛んにおこなわれていて、工房へも行ったんですけど、いかんせん高くてですな・・・コースター1個が12JDだったか20JDだったか忘れてしまったけど、確か２千円！って思ったような気がするから12JDかな・・・。
いや、手作りの工芸品なのでそうなるのは分かります。

ツアーのメンバー、台湾の女の子2人と、インド人の男の子一人と一緒だったのですが、女子二人の希望で死海の近くの温泉へ。

マイン温泉

なかなかしっかりした温度の温泉で、熱いくらいでした。

車はぐんぐん下降し、海抜マイナス400ｍを目指します。
その前後は標高1000ｍちょいあるので、耳にけっこう来ます。
おまけに気温は、死海付近のみ暖かいけど他は寒いという、すべてにおいてアップダウンが激しいです。

死海が見えてまいりました。

女子二人は死海リゾートのヒルトンに泊まるそうで、そこでお別れだったのですが、車のゲートもトランクチェックと宿泊者氏名チェックがあり、建物入り口ではさらに飛行機のような荷物チェックで、一切の飲み物食べ物持ち込み禁止とな。
「セキュリティチェックがある」と私が驚いていたら、運転手のおじちゃんが
「そうだよ、５つ星ホテルはみんなあるよ」
「そうなの？！」
そんな５つ星条件は知らなかった・・・そうか、その辺はやっぱり中東なんだな・・・と思いました。
対岸はイスラエルですしね。

さてさて、死ぬまでには一度やってみたかった、死海でぷかぷか（・∀・）
一方で、浮いてるだけで何か楽しいんだろうか、と訝しんでいる自分もいます。

死海での泳ぎ方☆

飛び込むな。遠くに行くな。目にも口にも入れるな。後ろ向きに泳げ。ほほう。

プール付きのリゾートです。プールの先に海があります。

１月ですが、暑いとまでは言えないけど、十分海に入れる気温です。
ちなみにこの施設、超安全だそうで、運転手のおじさん曰く、荷物放置で大丈夫。ここは誰も盗らないとの事でした。

塩の塊が見えますでしょうか

砂浜ではないのである程度歩く場所を選ばないと、足の裏が痛いです。

めっちゃゴツゴツしてて痛い。この白いの、全部塩。

いざプカプカ・・・最初だけバランスの取り方に戸惑ったのですが（周りもみんな最初は戸惑ってる）いざやってみると、本当に浮く！！！
結論：浮いてるだけでめっちゃ楽しい。

みんなプカプカ

しかし15分くらいで段々皮膚が痛くなってきまして・・・いや、正確に言うと、真っ先に痛くなってきたのはケツの穴（爆）

市内に帰ってまいりました。

楽しい、濃い一日でした。
楽しいことだけ書きましたが、シリア大使館に集う大量の助けを求める人、国連の難民テントで暮らしている人を見た事も、一言書いておかなきゃなと。こういうのも全部運転手兼ガイドのおじちゃんが教えてくれました。

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