出発前、旅程にヨハネスブルグが含まれている事を実家で話した時に、父が脊髄反射で返した言葉が

「ソウェトには行かないよね」←語尾が下がる系の疑問形

その時点ではあんまり行くつもりなかったのですが、観光バスでツアーガイド付きで安全に行けるので、行ってきました。
ちなみに学生時代のジンバブエ出身の友人からも「うちの父でも絶対同じこと言うわw」との事でした。
そんな、南ア最大のタウンシップ、ソウェト。South Western Townshipの略、という事になってますが、So, where to?(で、どこへ?)の方が有名ですよね。

ソウェトの前に寄り道。ワールドカップですね。

サッカースタジアム

上にバンジージャンプあり。誰かが飛ぼうとしてましたw

ソウェト

結構立派なおうちがたくさん

どんどん変わって来てるそう

ヨハネスブルグは経済的に発展を続けていて、「努力をすれば報われる」「何も不可能じゃない」多くの人からこういう言葉を聞きました。貪欲に頑張って働いて、稼いで、今はみんなとてもマテリアリズムで欲しいものがたくさんあるそうです。日本の戦後の復興期かバブル期のようだな・・・と思いました。
そして稼いだ人達も多くはそのままソウェトに住み続けたがるそうです。理由はただ一つ、安全だから
外部の人間からするととてつもなく矛盾して聞こえますが、コミュニティで人と人との繋がりがとても強い為、ここに住んでいる人にとっては、ここが絶対に安全なんだそうです。不審者が家の中を覗き込もうものなら、周りの人が必ずお前は誰だと守りに入ると。なのでお金を稼ぐようになっていったんソウェトを出た人でも、戻ってくる事が多いそうです。
で、稼ぎ始めた人が、少しずつおうちを立て直したり、広くしたり、玄関を立派にしたりしていってるそうです。

良い車がたくさん

観光地化してる

有名な写真

ネルソンマンデラハウス

食べるものが無いからお金恵んでくれないか・・・と言ってくる若者には絶対にお金をやらないで下さい、あいつら、晩御飯代だの本代だのなんだかんだ言いながら、ドラッグ買うだけだから。との事でした。

一方で、取り残されてる地域。行政も追いついていないそう。

最貧地区。電気、水道、トイレ無し。

でも道路挟んで反対側は、電気水道は来てるんです。

道路挟んで反対側

電気が来ていてテレビを持っていると。

ツアーガイドさんがとてもプロフェッショナルで、最高でした。

とてもプロフェッショナルなソウェト出身のガイドさん

とにかくソウェトはパワフルです。
生きる気力を失った日本人には衝撃的です。

 

最後にみんな、南アの名前をもらいました。(公用語が11もあるカオスっぷり)


私はバリーサという名前を頂きました。日本語に訳すと、美花さんって感じだなw
正しいスペルは分かりませんw

夜、ホステルのバー兼レストランで話しかけてきたジモッティーの大学生に、名前はなんていうのーと聞かれて、やかんと答え、
「あ、でもサウスアフリカンネームもらってね、I’m BaLisa.」
と申しましたら
「You have a boyfriend here!!!」(ここに男がいるのかよ!!)
と言われました。
素敵な名前を頂いたようです(・∀・)


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