この日はちょうど道路渡った先でネイバーグッズマーケットが開催される日で、宿の人におすすめされたのもあって、ちょっと覗いてみました。
場所を尋ねたら、ホステルの人が連れて行ってくれました。道路渡るだけでしたけど。(たどり着いた後、および帰りは一人。)

色々美味しそうなものがありましたが、私は韓国のおばちゃんのからあげ丼げっと。
元々家族でこちらに来てて、駐在期間は終わったんだけど、お嬢さんがこちらの大学に行かれてるそうで、お母さんは娘さんと一緒に残ってるそうな。
にこにこ優しいおばちゃんで、久々のアジア飯、美味しゅうございました(・∀・)
あと、ビールも飲んだんだったかな。

さてさて、個人がヨハネスブルグを安全に観光する方法はもうこれ一択だと思います。

観光バス

バス停から宿を見た図

複数のルートがありますので、とりあえず制覇を目指します。

市街地を離れていって・・・

ゴールドリーフシティ、遊園地的な所。

の隣に本日の目的地。

アパルトヘイトミュージアム

カラードです。

内容は悲惨一色かと思いきや、昔の事実は悲惨ではあるものの、それを変えてきた事実というのを力強く誇りをもって展示していて、「自分たちは良い方向に変えて行けるんだ」という力強いメッセージと希望を感じさせる内容で、後味は悪くないです。

南ア国旗の色の棒がたくさんあって、それをみんなが1本ずつこの枠内に挿す、そんなアートがとても印象的でした。

南ア国旗の色の棒

そんなこんなでこの日は帰路につきました。

街角ペイント

白と黒、超富裕層と超貧困層、すさまじく複雑な街で、ものすごく考えさせられます。
そして、この人々のパワー、エネルギーは何なんだろう。戦後の日本ってこんな感じだったのかな?
今の日本が1mmも持っていない要素で、太刀打ちしようがありません。
あと、超プライベートツアーというか、宿にいた陽気なジモッティーが何故かその辺を案内してくれてトモダチを紹介してくれて、え?これパークステーションに近づいてね?と内心びくついたりしつつ、近所のバーやクラブのマスターや、路上でたむろしてるお友達にGood to see you!と握手してきました。濃かった。そしてみんないいやつでした。
けどこれがこの街なんだなーと少し理解できた気がします。人と人とのつながりがめちゃくちゃ強くて、誰か、そこを知っている人(ジモッティー)と一緒にいる限りとにかく安全。

いったい何なんだこの街は。
トイレットペーパーをトイレに流してよいという時点で、アジアの一部の国より発展してると言って良いと思うんですよね。
建物とか食べ物とか、どの国に似ているかというとアメリカかな・・・。
この日、宿の相部屋で同室だったテキサスから来た黒人の女の子も考えてたみたいで、「どう思った?アメリカに似てると思った?」と聞かれました。
「うーん、20~30年前のニューヨークに似てるように思った」と答えたら
「あー!言ってること分かる気がする・・・」
との事でした。

いまだにヨハネスブルグの不思議さについては、うまく言葉にまとめられません。


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